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ミナミヌマエビ繁殖の条件と方法!

ミナミヌマエビ繁殖の条件と方法

 ヘアーグラスを増やしてコケ対策のために導入したミナミヌマエビが先日さっそく抱卵産卵となりました。
 適度に増えて数を維持してくれれば良いな程度に考えていたので、それほど真剣に対応していた訳ではないのですが、今回私の水槽で抱卵のキッカケとなった事象があったので、実体験を踏まえながらミナミヌマエビ繁殖の条件と方法のコツについてご紹介します。

ミナミヌマエビが増える条件を揃える

 このページではミナミヌマエビの繁殖について書いていますが、その前にミナミヌマエビを増やすための条件を揃えないと話になりません。
 まずは基本的な繁殖条件を以下にご紹介します。

繁殖の基本的な条件

ミナミヌマエビ繁殖の基本的な条件

 ミナミヌマエビ繁殖の条件を挙げていきます。

オスとメスがいること

 ごく当たり前なのですが、意外とあるのがオスメス両方揃っていないパターン。。一番陥りやすいのが、5匹以下の少数から始めようとする場合。
 ショップの店員さんでもオスとメスの見分け方を知らない人は多いですから、無作為に選ぶとどちらかに偏ってしまう事も多々あります。

 見分け方としてはハラビレが長いのがメス、短いのがオス。メスはハラビレに卵を抱えるため長くなっています。

 また、背に模様が出た大人のエビで比べると、オスよりメスの方が一回り大きくなります。

 まあ見分け方が分かっても、店員さんに「これとこれと・・」なんてお願いするのも難しいかもしれませんから、初めは最低10匹以上購入するとまず混合できると思います。

成体でないと交尾しない

 これも当然ですが、成体(大人のエビ)にならないと交配しません。

 でも購入の際は少し小さいエビがおすすめです。
 というのも、水槽環境にしっかり馴染みながら育ったエビ同士だと、産卵もスムーズに事が運びます。

水槽環境が万全

 ミナミヌマエビを繁殖させる以前の話として、環境が整っていない水槽では当然増えるどころか寿命を全うする事も難しいです。
 小エビから導入する事をおすすめしましたが、小エビが元気に大きく育つ水質を作るのが大前提です。

ヌマエビが安定する水質環境

 ヌマエビが好む水質環境について大切なポイントをざっと挙げます。
 さらに詳しくはこちらのページをご覧ください。⇒「ヌマエビ飼育が上手くいかない原因と結果を経験から

ミナミヌマエビが安定する水質環境

交配しやすくなる環境の変化

 こう言うと元も子もないんですが正直なところ、ミナミヌマエビが産卵する条件が揃い、居心地よい水槽環境であれば、これといって何かしなくても勝手に交配し抱卵します。

 ですが、水温の変化がキッカケでさらに抱卵しやすくなります。

 “ヌマエビが安定する環境は一定の水温”と書きましたが、急激な温度変化はストレスですからこれも間違いではありません。
 ただ本来ミナミヌマエビの産卵期は春。徐々に日差しが強くなり冬の低水温から温度が上昇していくと、ヌマエビは交配モードへと変わります。

 メスは本能的に脱皮時にフェロモンを出し始めて、オスはそれに誘われて交配します。

 実は私の水槽でも、ミナミヌマエビが抱卵する前の数日間は水温が不安定になっていました。
 外部フィルターの掃除や水草の部分的なトリミング、底床の掃除など行い、最後に新しく水足し。

 さらに26度オートヒーターの周りを成長した水草ロタラが覆っていて、水温を暖める能力が低下していたんですね。22〜26度くらいをゆっくり上下してる状態。

ヒーターがロタラに覆われて水温低下

(写真のロタラの陰にヒーターがありました。。)

 時期が2月ですから外気温10度以下で、ヒーターを止めると総水量20L弱の私の水槽では、1時間ほどで3〜4度下がる状況でした。
(水槽は玄関の暖房が効いていない場所)

 不安定な水温に気付いてはいましたが生体への悪影響も特に感じられなかったので、ロタラの手入れは後回しにしていました。水足しの水質変化でエビはちょくちょく脱皮していましたが、このタイミングで交配したようです。

 ということで、私の水槽は一般的な熱帯魚水槽の水温26度ですが、22、23度くらいまで水温を下げるとミナミヌマエビが抱卵しやすくなります。

 ただ、極端に急激な水温変化にならないよう水換え時に温度を下げるのは避け、温度調節が可能なヒーターであれば設定を下げたり、一体型オートヒーターなら産卵させたいときだけ一時的に23度固定の商品に変えると効果的です。

 水槽環境が安定していれば確かにいつでも交配するのですが、水温26度より23度前後の方が断然交配しやすいのは経験から実感しています。

 ちなみに、夏場は勝手に水温が上昇してしまいますから、水槽温度を下げるには必然的に夏の暑い時期以外になりますね。

生体用トリートメント成分も繁殖に効果的

 水槽のような閉塞空間では、生体の生命活動に必要なビタミン類ミネラル分も枯渇しやすくなります。
 生き生きと活発な活動は当然、繁殖具合にも影響します。

 もちろん魚に与える餌や、エビの食べるコケ、枯れ葉などからも摂取できるので、必要以上に意識するものでもないと思っていますが、私がこれまで使ってみた中で今も愛用する厳選アイテムを載せておきます。
 といっても、メジャーな商品なので皆さんもご存知と思います。

GEXメダカ元気はぐくむ水づくり

GEXメダカ元気はぐくむ水づくりカルキ抜き剤

 GEX(ジェックス)のカルキ抜き剤「メダカ元気はぐくむ水づくり」。どこのホームセンターでもあるんじゃないかと思います。

 塩素除去剤ですが、これで換水後の水草の色艶はもちろん魚の発色やエビのツマツマ具合が、他商品に比べて断然良好です、なぜか。
 成分に塩化カリウムやキトサン、ビタミンB2、ビタミンCなどが含まれてますが、何の効果なのか正直分かりません。。

 メダカの産卵を意識した成分という点が、エビの抱卵に良いのかも。メダカ科の種は居ないですけど。


エーハイム バイオケア

EHEIM(エーハイム)BioCare(バイオケア)熱帯魚と水草の活力剤

 EHEIM(エーハイム)バイオケアは、観賞魚や水草の欲するビタミンやミネラルなど各種成分を配合したトリートメント剤。
 ソイル以外の底床を使った水槽や、リセットせずに何年も維持管理してる水槽に特に良品です。

 ただ、表記されている使用マニュアル通りだと私の水槽には強過ぎたので、加減しながら少量をちょこちょこ入れる使い方がおすすめ。


抱卵後は環境変化を控える

メスエビ抱卵後は環境変化を控える

 メスエビが抱卵したら、水温や水質の変化を出来るだけ控えてあげましょう。
 卵を抱えてる間は脱皮できませんから、ストレスを与えないのがベストです。

 抱卵期間は2〜3週間くらい。その間、母親エビは腹ヒレを動かして卵に新鮮な水を送り続けます。

 水換えが一番悩ましいですが、熱帯魚やエビの数が多い水槽では水が汚れていきますから、餌を減らす換水頻度を減らす換水量を減らすなどして、負担を減らしてあげます。
 特に新しい水の温度は水槽水温にきっちり合わせるようにします。

ミナミヌマエビ繁殖の条件と方法まとめ

 抱えてる卵の数が減ったと分かる頃には、体長1mmほどの子エビが見れるようになります。

 あまりに小さく、思ったより動きも機敏なのでスマホカメラで捉えられないのですが、既に親エビと同じ姿で極小サイズの稚エビを発見すると、やはり嬉しいものです。

生まれて1ヶ月のミナミヌマエビの子供

(産後1ヵ月くらいの小エビ。流木の上でツマツマ。このサイズくらいになると小型魚に食べられる危険は無くなります。)

 ちなみに子エビが小さいうちは、魚や他のヌマエビに簡単に食べられてしまうので、隠れ蓑になる水草の茂みがあると良いですね。
 別水槽に移せばまともに増やせるのでしょうけど、増え過ぎても困るので、私の水槽では自然に任せています。それでもある程度茂みのある環境なので、少しずつ勝手に増えています。

 ちなみに産卵したメスエビですが、悲しい事にその後数ヶ月以内に死んでしまいます。
 これは種の摂理だそうですが、やはり産卵には大きなエネルギーを使うのでしょうね。いつも感慨深くなります。

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⇒「ヌマエビ飼育が上手くいかない原因と結果を経験から」こちら

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