ロタラロトンディフォリアのトリミングのコツ。

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ロタラのトリミングとメンテナンス法

 丈夫な水草で初心者の定番と言えばロタラが有名ですね。
 それでいて、メジャーな水草レイアウトコンテストでは多くの玄人にも愛される人気種です。

ロタラのトリミングとメンテナンス法

 本当にタフな水草ですから、照明が弱かったり水質が悪い等かなり不安定な水槽でも育ってくれます。正直、ロタラが生育できない水槽環境では生体は生きていけないでしょってくらい。

 ただその分、他の水草に比べて成長が早いので、手入れをしないと水槽を埋め尽くしてしまうほどの勢いがあります。
 ですから、トリミングの回数も必然的に増えるのは仕方ありません。

 で、ロタラのトリミング法なのですが、巷に紹介されている一般的なトリミングというと、庭の植木のような丸い球形カットがほとんど。
 でも、あの剥き出しな剪定跡はいかんせん見るに堪えないんですよね、確かに10日間ほどで芽吹いては来るんですけど。

 なので私の好きな簡単ロタラトリミング法をご紹介します。
 ミニ水槽から30センチクラス、45センチ水槽クラスの小型サイズに特におすすめのメンテナンス法だと思います。

ロタラトリミングのタイミング

 まず初めに、ロタラをトリミングするタイミングについて。

 背丈が高くなるロタラですから、配置する場所は中景から後景だと思いますが、中景なら前景草の日当り(照明)を遮ったり後景草を隠すくらい大きくなった時、後景なら葉の頭頂部が水面に到達していたら、もうトリミング時期ですね。

 ちなみにロタラは水面に到達すると今度は水面を這うように横に伸びて、葉と茎の間からを伸ばし始めます。

ロタラの根が出る習性

 これは小エビ隔離容器にカットしたロタラを浮かべてるのですが、植物の性質から茎が横に向くと根を下の方にどんどん出しています。

 上部付近から根が出ると見栄えが悪く、水面を横に這うのはトリミング時期をとっくに過ぎている状態です。
 ロタラは茎が真っすぐ上に向かっていれば中途半端な場所から根は出ませんから、上に向かってすっと伸びている状態を維持するのがコツ。

ロタラは差し戻して増やす

 また、ロタラはカットした葉をそのまま底床に差し戻しすれば簡単に根付きますが、あまり根元が密集し過ぎると水流が悪くなって黒髭ゴケや藍藻が発生しやすくなったり、手入れが大変になります。適度に間隔を空けておくのがおすすめです。

ロタラ差し戻しのコツ

 根元にゆとりがあっても、根付けばどんどん枝分かれして上部の葉姿はボリュームが出るので、「スカスカかな?」と思っても案外大丈夫です。

ロタラの根元は枝分かれして増える

 もうここ数年差し戻ししてませんが、株がしっかり育っているとトリミングしてもどんどん芽吹いてきます。奥の太い茎は既に5年もの。

 根元にスペースは魚やエビの隠れ場所になっています。

ロタラトリミングの方法とコツ

 私の水槽では、ロタラ・ロトンディフォリアとグリーンロタラを後景に配置して、目障りなオートヒーターを隠すようにレイアウトしています。ただ、茂り過ぎるとヒーターの水温調節が不安定になってしまうので適度な長さをキープしています。

後景ロタラでヒーターを隠すレイアウト

 なので、丸刈り状態にしてしまうとカットした切り口もかっこ悪いし、ヒーターも丸見えになってしまうために、2段階でカットするようにしています。

 つまり全部一気に切ってしまわず新芽を半分残して、適度に茂みを維持する方法

 こうすると、ロタラの一番美しい先端部を常に見せる事が出来て、さらにピンチカットした茎の切り口も隠す事ができます。
 また、最も栄養を消費する成長点を残すので、肥料吸収が衰えにくく、コケの発生も抑えられます。

選定とカットのポイント

・カットする葉の選定

 短くカットする葉は、伸び過ぎた背の高いものから順に選び、全体が均一になるように約半分間引きます。
 半分くらい間引いて残っている葉がまだ長いと感じる場合でも、一週間から10日間ほどで新しい芽が出てくるので、その頃に残っている半分をカットしてあげると良いです。

ロタラを半分ずつピンチカット

 この剪定のコツは、伸びすぎないうちに手入れすること。
 背の高い数本が水面に到達するくらいでトリミングすると、水換えの合間の短時間でさっと整えられます。

 全体的に水面に到達してさらに枝垂れた状態の場合は、初めに一度全部丸刈りしてしまうのが手っ取り早いですね。その後、芽吹いてきたら2段階にカットして調整します。

・カットする場所

 長く伸びた葉をカットする際、切り口が見えないように前景草や中景草に隠れるギリギリの場所をカットするようにします。
 不格好な切り口が目立たないようにすると見栄えが全然違います。

 カット位置が根元過ぎると次に伸びてくるまで時間が掛かるので、残した葉の次回トリミング時期に合わせてちょうど葉が伸びてくる辺りで切るのがコツ。

ロタラのトリミングは次回剪定を意識しながら切り口を隠してカット

(矢印はカットした切り口。長期間手入れしてないヒーター下のガラス面のコケが酷い。。)

 これは横から見た状態。切り口を茂みに隠しつつ、次のトリミングをイメージしてカット位置を決めます。

 写真は端なので短めにカットしてますが、前面をカットする際は大体均等な高さでカットしておくと、バランス良く葉が伸びてくるので、次回のトリミングがしやすくなります。
(実際は照明の当たり具合で葉の伸び方は変わりますが、そこは気にせず)

ロタラ管理のポイント

 最後に、ロタラを綺麗に維持する私のポイントをまとめます。

 ロタラは肥料分もそれほど心配要らず、育てやすい、そして差し戻ししなければ勝手に広がる事もなくレイアウトでも重宝します。

 その分、成長するのでトリミングの頻度は増えますが、水替え時にコマメに行えばそれほど手間は掛かりません。もちろんボリュームにもよりますけど。

今回トリミングしたロタラの量

 今回、5分程度でトリミングしたのはこのくらい。これでまた3週間から1ヶ月ほどそのまま楽しめます。

 ちなみにカットしたロタラはもったいないようですが処分。初めのうちは後ろ髪引かれますけど、本当にどんどん成長してくるから心配ありません。

 トリミングも悩まずにカットしてみると分かってきます。しっかり根付いていれば大概のやり方でもまた育ってきますから。

ロタラのトリミング方法

 ヒーターを隠しつつ、葉先のキレイな部分を常に楽しむ私のお手軽ロタラトリミング方法でした。よろしければご参考ください。

今回使った道具の紹介リンク


 ロングトリミングハサミの中では安価な商品ですが、私はこれを長年使ってます。丈夫で必要充分な品質。
 紹介した今回のトリミング法では、短いハサミより柄の長いハサミが重宝します。短いハサミでロタラを掻き分けながら切ろうとすると、伸びた枝がどれか分からなくなります。。


 簡易ハサミにもなる40cmロングピンセット。差し戻しには長めのピンセットが使いやすいですね、やっぱり。
 簡易ハサミは、本格的なトリミング用ハサミを買う前に使ってましたが、バサバサと切るのは不向き。

関連記事
 実は以前は私も、どんどん増やして手が付けられなくなり、放置状態になっていた時期もありました。。
 その後、一念発起して大きく撤去。現在は適量を時々トリミングしています。定期的に手入れしている今は、ロタラがこんなに綺麗で扱いやすい水草だと痛感しています。
⇒「育ち過ぎた水草ロタラの手入れと大幅レイアウト変更!」こちら

その他水草トリミング記事
⇒「水草アヌビアスナナを植え替えトリミング!」こちら

 

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