水草の栄養管理や水質管理にオススメの方法

このページでは、水草の栄養管理からアクアリウムの水質管理まで、ぜひやっておきたいオススメの水槽管理方法をご紹介します。
私はもう何年も前から、というかアクアリウムを始めて数ヶ月の頃からずっと行っていますけど、その方法を取り入れた途端、水槽環境の変化をスムーズに理解し始めました。
ちょっと仰々しい前置きになってますが、全然難しいことじゃありません。誰でも簡単に取り入れられる事です。
そして水槽を上手に管理したいと思ってる方は、自分から自然と行ってるだろうと思います。
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水槽管理の記録メモ残してる?
そうです。この項目タイトルの通り、水草の栄養管理や水質管理、つまり水槽管理には記録がとても役に立ちます。
私がオススメする方法は、日々の記録メモを残すことです。
水槽環境を変化させる要因は、本当にたくさんあります。
添加剤や水草肥料を入れれば当然変わりますし、「水換えした」「熱帯魚の数が増えた」「水草を増やした」「流木を入れた」なんて事まで、水槽環境に大きく影響してきます。
ですが人間の記憶力って大したことありませんから、日々行う事すべてを細かく記憶しておくのは難しいんですよね。
そして例えば水草の調子が落ちた原因が、些細な手入れから起こってる事もよくあります。
もちろんこれは、環境に良いことも悪いことも理解する重要なデータになります。
- 「なんで熱帯魚に病気が出たんだろう?」
- 「コケが出始めた」
- 「水草の成長が良くなった」
- etc.
その原因を探る大切な情報を記録します。
私はミニカレンダーを使ってます
記録する媒体は何でも構いませんが、「◯月◯日に〇〇した」ということが分かるように、私はミニカレンダーを使って書き込んでいます。

(プリントアウトしてカレンダーを作ることもあります)
カレンダーに書く利点は、水槽栄養や水質の変化が時系列でまとめて見れるところ。
魚の調子や水草の成長にすぐ影響する物事ばかりならそれほど悩みませんが、数日前から数ヶ月前の手入れが影響してる場合も多々あります。
そんな日々の手入れをまとめて確認できると、水槽環境の変遷や全体像が把握しやすいんですね。
人によっては、スマートフォンのスケジュールアプリ等に記録してる方もいるかもしれません。
この記事を書くにあたって少しアプリを調べたら、最近ではアクアリウム管理専用アプリなんかもあるんですね。知らなかった。。
自分が使いやすいやり方で良いですよね。
どんな事を記録するか
記録する内容は、水槽環境を変化させる手入れすべてをメモしています。
参考までに、私が記録する内容を書いてみます。
- 水槽立ち上げ日
- 水換え日と換えた水量
- 新しい熱帯魚が入った日と魚数
- 水草を増やした日と種類
- 水草肥料の種類と量
- フィルター掃除の日
- 添加剤の種類と量
- 油膜やコケの発生日
- トリミング
- 底床掃除
ざっと挙げてみましたが、とにかく手入れした事と起こった変化が記録してあると、情報から考えられる予測がより具体的に、そしてより精度の高いものになると思います。
pH、GH、KH、TDS等の検査値は?
ちなみにpHやGH、KH、TDS値などの検査値はカレンダーがごちゃごちゃしてしまうので、小さな別ノートに書いています。
頻繁に水質検査するわけではないですが、気になる環境変化があった時に検測して記しています。
検査値も一緒に書いた方が分かりやすい方は、少し大きめのカレンダーを使ったりも良いかもしれません。
書き方は自分が分かればOK
書き方は、自分だけ分かれば良いですよね。
例えば私は、カリウム液を添加した時に、
“カ × 1”
なんて書いています。
“1ml”と単位を付けなかったら“1滴”の意味とか。
油膜が出たら“油発”とか、水換えしたら“水換1/3”とか。分かればOK。
各水槽の手入れ状況を個別に記録

水槽が複数あれば、もちろん各水槽の手入れ状況を分けて記録しています。
記録し始めた当初は、各水槽ごとにミニカレンダーを用意してそれぞれ書いていましたけど、近年は書く事が減ってきて、1つのカレンダーに複数水槽分を色分けして書いています。
色々と知りたい時は、事細かに記録するのがおすすめ。
特に初心者のうちは水槽記録が多ければ、起こった問題の対処法を探るときに、原因と対策が導きやすいですよね。
水槽管理におすすめ方法まとめ

ということで今回は、水草栄養や水質といった水槽管理にオススメの方法を簡単にご紹介しました。
「いや、こんなのもうやってるよ」なんて方もいると思いますが、今まで紹介してみたら案外反応があるので書いてみました。
考えてみたら、これまでこういった情報を私も見たことがなかったですし。
これは絶対やらなきゃ駄目というものではないですから、サラッと簡潔にご紹介してますけど、実際にやるとやらないとじゃ水槽状況を理解するスピードは全然違うと思います。
例えば「どうして水換えしても油膜が出るんだろう?」と悩んだ時に、どこかで「エアーレーションすれば消える!」なんて情報を知って、エアーレーションで強引に消したとします。
ただそれだと、なぜ油膜が出たのか、その理由が分からずに問題を残したままです。
でもカレンダーの記録を眺めてみて、「前回のフィルター掃除が半年前だった!」と気付いて掃除してみたら、エアーレーションしなくても消えたりするんですね。
つまり、フィルター汚れや水流の低下が本当の原因と分かる大きなヒントとなる。
そこからその水槽に必要なフィルター掃除の間隔も分かってきますし、その油膜には濾過バクテリアが大きく関係してる事も予測できる。
これ、前回のフィルター掃除日が曖昧だと、確信が持てない予測ばかりになって、答えに辿り着くにも時間が掛かりそうですね。
それ以前に、もしエアーレーションだけで放っておいたら、そのうちコケが蔓延したり生体の病気が出始めることもあるでしょう。
他にも、最適な水換え頻度を知りたいとき、曖昧な記憶じゃなく正確なデータがあれば、格段に精度は上がりますね。

そして水草の栄養管理においては、もっと意味があります。
例えば「前日にカリウム液を添加したけど調子が上がらない」なんて悩みをよく聞きます。
カリウム液は即効性がありますから、カリウムが枯渇してる場合はすぐ反応が出たりします。
ではカリウムは十分足りてるのかというと、そこはまだ分からないですよね。
だって水草は、必要な栄養全てが揃わないと成長しませんし、栄養のどれか1つが過剰でも成長は阻害されるから、原因が他の栄養であって添加したカリウム量は最適かもしれないし、カリウム過剰でカルシウムやマグネシウムの吸収を阻害してるかもしれない。
そんな時に記録を見返せば、
「立ち上げ日から4ヶ月経ってるからソイル栄養が枯渇かも」
「前回の固形肥料から3ヶ月経ってた」
「固形肥料からまだ1ヶ月経たないからカルシウムや硫黄が足りないかも」
と、具体的な予測ができるかもしれません。
ここ数週間の施肥記録を見れば、近々の入れ過ぎな栄養素を見つけるデータにもなります。
世の中にあるアクアリウム情報はまだまだ曖昧なものも多いですし、水槽環境は千差万別ですから、問題が起こる理由も多岐に渡ります。
一般的な対処法では解決できないかもしれない。
そんな中、自分の水槽環境を一番調べられるのは、管理してるあなただけです。
そして詳細な日々の手入れ記録は、起こった問題の答えに近づく、かなり有用な方法だと思います。
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